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2015年07月25日

本当に本は売れてない?

先日、お笑い芸人の又吉直樹さんが「火花」という作品で芥川賞を受賞して、とても話題になっています。
いつも芥川賞を受賞した作品というのは、しばらくの間ベストセラーになってよく売れるのですが、今回は有名人であるだけに、余計に売れているようです。

最近は本が売れなくなったということをよく聞きます。
私も自分自身のことを考えてみても、本を読まなくなったなと感じます。

でも本以外のものは意外と読んでいるのです。
ほとんどはインターネットの記事なのですが、人が活字を全く追わなくなることって意外と少ないのではないかと思います。

本をほとんど読まないという若い人でもマンガをよく読んでいたり、メールをよく送っていたりします。

マンガは絵が主体とは言っても絵だけではストーリーはわかりません。
歴史物のマンガなどは、活字の部分が多くあって読み応えのあるものもあります。
メールも絵文字を使用したものが多いとは言っても、絵文字も活字のうちだと考えれば、1日に何度も活字には接しているわけですよね。

本が売れなくなったというのは、特に面白い本がないというのもありますが、他に読むよりも楽しい媒体があるからなのではないでしょうか。

今回のように面白そうな本があれば、本も売れるのだと思います。
現に本屋さんに行っても、大きな駅の本屋はいつも混雑しています。

意外と、楽しそうな読み物、面白そうな読み物を探している人は多いのでしょうね。

私も久しぶりに本が読みたくなってきました。
  


Posted by ireneirene78 at 23:01

2015年07月01日

ポールシニャックとは

きのうは美術館に行って、ポールシニャックという画家を知りました。
新印象主義を代表する画家で、ジョルジュ・スーラの影響を強く受けながら、厳密な色彩分割をベースとした点描表現を用いた作品を生み出しました。代表作の「朝食」をはじめとしたブルジョワ階級層の人物画や「赤い浮標」のような風景画をモチーフにした作品が有名ですが、静物画も制作していましており、晩年には水彩描写の作品も多くあります。
1863年にパリで生まれて建築家を志したシニャックは、モネやギヨマンに感化されて印象派的な作品の制作を始めました。
1884年にスーラと出会ったことがきっかけとなって独立派を設立し、新印象派主義の顔となる画家になっていったのです。
新印象派の発展に心血を注いだシニャックは1935年、出生地のパリでこの世を去りました。
シニャックが遺した著書『ウジェーヌ・ドラクロワから新印象主義まで』は、後世の芸術家に大きな影響を与えたと言われていて、私も読んでみたくなりました。
  


Posted by ireneirene78 at 09:16